医療費が高額になるときは・・・(その1)

入院をすると、一度に高額のお金が必要になることがあります。

 

その場合に、「高額療養費」という制度があり、平均的な所得の方の場合、窓口負担金(食事代、差額ベッドなど保険がきかない分を除く)が80,100円+α(「自己負担限度額」といいます)を超えた分は一度窓口で支払った後、保険者(保険証を発行しているところ)に請求して認められれば、戻ってきます。

 

後で戻るとはいえ、いったんは支払わなければなりません。そこで、「限度額適用
認定証」を病院の窓口に提示していただければ、高額療養費の自己負担限度額までの支払いですみます。(70歳以上の方は、申請なしで自己負担限度額までの支払ですみます。申請して認められれば、所得に応じて自己負担限度額が減額される場合があります。)認定証は申請した月から有効です。入院が決まったら、早めに保険者に申請することをおすすめします。

 

以上、簡単に説明しましたが、詳しくは保険者や病院窓口にお問い合わせ下さい。

                 

                          (文:医事課 中村)