こんにちは。10月も終わり徐々に寒い季節になってきました。
さて、一年を通して高齢者の転倒事故は発生しているのですが、特に冬場は転倒される方が多いように感じます。高齢者の転倒は骨折の原因となり、心身はもとより、その後の生活への影響がとても大きいものです。
転倒の原因として、
①冬は重ね着により、動きにくくなる。
②床にコタツ布団やカーペットなどがふえ、つまづきやすくなる。
③冷えにより、膝や腰の痛みがひどくなり、動きにくくなる。
④外出の機会が減るため、運動不足になりがち。
⑤路面の凍結や積雪により滑りやすい。
(三重町では写真の今年2月のような大雪は珍しいですが…)
などが考えられます。
その対策や予防として、
①部屋を温め、温度管理を行い、厚着にならないようにする。
②こたつ布団、カーペットの端には十分注意する。電気コードは整頓しておく。
③部屋の中で自分が通るところに物を置かない。
④滑り止めマットなどを活用する。
⑤適度に体を動かす機会をもつ。
などを試してみるのはいかがでしょうか?
住み慣れた自宅でいつまでも安心して過ごせるように、日頃から安全で動きやすい環境づくり、体づくりをしていきましょう!
(文:リハビリ課職員)