大分のタイムカメラ⑨ 臼杵編~戦前の臼杵城の海岸風景~

写真上:戦前の臼杵城に広がる海岸。写真中:下り松(さがりまつ)と言われた海岸沿いの景勝地から臼杵城を望む。写真下:戦前の臼杵市街(いずれも著者所収)
写真上:戦前の臼杵城に広がる海岸。写真中:下り松(さがりまつ)と言われた海岸沿いの景勝地から臼杵城を望む。写真下:戦前の臼杵市街(いずれも著者所収)


こんにちは!(^-^) 

 

今日ご紹介する絵葉書は、戦前の臼杵城(臼杵公園)から見た海の景色や、『金亀城』という愛称のあった臼杵城全体の風景です。

 

私の実家は臼杵市と接する大分市吉野ですが、祖母をはじめとして臼杵市に縁が深いことから、臼杵の昔ばなしをいろいろと聞いて育ちました。中でも、現在は埋立地が広がっている臼杵城周辺は昔は海で、とても風光明媚だったという話に興味を持ちました。

 

臼杵城周辺と同様に、大分市の春日浦も戦前は松原が広がる大分の名所として知られており、海水浴やボートに行った話を祖父母から聞いて羨ましいなあと子供心に感じていました。戦後はいずれも埋め立てられ、工場や住宅地が広がることで大分県の経済は大きく発展したのですが、こうして昔の風景を見ると現代の私たちも癒される気がします(^^)。。。

 

                       (文:森本)