こんにちは。
先日息子の部活動の送迎で大分市立滝尾中学校へ行く機会がありました。
学校敷地内に入ると、グランドの横に無数の穴の開いた崖があり、近くにいた先生に「何ですかあの穴は?」と尋ねると古墳時代のお墓の遺跡だそうです。どこか海外の地形変動あとのようなこのような遺跡が大分県内にあるということにびっくりしましたし、全く知りませんでした。
詳しく調べると、古墳時代後期後半(6世紀)を中心に造られた集団墓だそうです。滝尾中学校グランドの東側に崖にあり、火山層の崖に大小75穴が上下四段に並んで掘られており、遠くから見ると蜂の巣のように見えてなかなか壮観です。入口の蓋は、崩壊してすでにありませんが、墓(穴)の構造をみると正方形・長方形の平面プランがあり、天井部分がドーム形・カマボコ形・鴨居表現をもつ妻入り家形などがあります。また、床面に棺台をもつものもあります。(ツーリズムおおいた観光スポット情報より)
(文:放射線技師 T)