祖父が乗っていた船

 

こんにちは。

 

先日、実家の両親に祖父が海軍勤務時代に乗船していた「名取」という船の模型をプレゼントしました。祖父が遺したアルバムの中に、名取の艦橋の前で映っていた写真を見つけて、どんな船だったのだろうと興味を持ったことがきっかけでした。

 

「名取」は大正11年(1922年)に建造された巡洋艦で、長崎県佐世保市が母港だったので、亡くなった祖母が子供たちを連れて長崎に面会に行っていたそうです。まったくの偶然ですが、一昨年前に予備自衛官補訓練で佐世保の相浦基地に行った際に、祖父が青年時代を過ごした土地であることを思い出しました。

 

私は決してプラモデルマニアではないのですが(^^;)、ときどきこの模型を見ては、祖父たちが80年前に眺めた風景を想像しています。

 

                      (文:森本)