坂の途中の家

こんにちは。

最近読んだ小説の紹介をします。

主人公は、小さい子どもを持つ専業主婦です。その彼女が、赤ちゃんを浴槽に落として溺死させてしまった女性の裁判の補欠裁判員に選ばれて、自分と被告人を重ね合わせて、自分で自分を追い詰めていってしまう・・・。という内容です。

私のまわりで裁判員に選ばれた人はいませんが、貴重な経験なので、やってみたいとは思っていますが、仕事を何日も休まないといけないのは、難しい問題です。

育児でノイローゼ気味になる人は少なくないと思います。誰か、不安な気持ちやグチを共感・共有しあえる人がいれば、緩和されるのかなと思いました。今まで、自分は妻に救いの手をさしのべられていなかったと反省もしました。

  (文:医事課職員 N)