カラーで見る戦前の大分の絵葉書

手彩色された戦前の大分の絵葉書(明治末~昭和初期)。クリックすると拡大します。
手彩色された戦前の大分の絵葉書(明治末~昭和初期)。クリックすると拡大します。

 

こんにちは。上記はいずれも明治末~昭和初期に撮影された大分の名所を写した写真に手彩色で色を付けたお土産用の絵葉書です。いずれも当院で『回想法』に使用しています。

 

上段左:電車通り(手前に大分合同銀行:現大分銀行が見えます)

上段中:春日神社(昭和20年の大分空襲で消失する前の写真)

上段右:春日浦を走る別大電車

左:大分中学(現在の大分上野丘高校の旧本館)

中:大分県公会堂(旧大分県立図書館・現在大分アートプラザがある土地)

右:府内城(昭和20年の大分空襲で消失する前の写真)

下段左:大分港の風景

中:竹町通り(左手奥に旧大分銀行本店が見えます)

下段右:春日浦の夕焼け:慶長豊後地震による大津波後、府内藩主の竹中重利が1万本の松を植えた美しい松原が広がっています。

 

白黒やセピア色の古写真も風情があってよいですが、カラーで見る風景の方が当時の様子が実感できて素晴らしいですね。。。

 

                     (文:森本)