こんにちは。三重町にバイオマス発電を行う『豊後大野発電所』が完成して、今秋から運転を開始しました。再生可能エネルギーである未利用材や廃棄材から作られた木質チップを燃料とした発電量は18000kW(キロワット)で、1世帯あたりの平均電力を100V×30A=3kwとすると約6000世帯の電力を供給できる大分県最大のバイオマス発電所であり、国内トップクラスです。場所は三重町菅生の国道326号線沿いの大野郡森林組合の隣接地で、立地条件もよさそうですね。
発電の仕組みは、写真右側にあるボイラー設備で木質チップを燃やして発生した蒸気を中央にある発電家屋に送ってタービンを廻して発電し、左側の復水器で蒸気を冷やすそうです。
12月に入ってからは、夜になるとクリスマスツリーや星の照明が灯ってとても綺麗です。ご興味がある方はぜひ訪れてみて下さい。
(文:病院職員T2)
参考資料
株式会社ファーストエスコ 『豊後大野発電所 商業発電開始のお知らせ』
大分合同新聞2016年9月30日朝刊「排熱利用、地域共存へ バイオマス発電所、豊後大野で竣工式」