みなさん、こんにちは。
今回は、地域連携部門が普段どんなことをしているか、事例を通してご紹介いたします。
【初診前の自宅訪問】
初めての場所に行くのは、だれでも緊張するものだと思います。到着するまでにたくさん考え込んでしまうと思います。入り口はどこだろうか、受付はどこだろうか、行ってどうすればいいだろうか、ちゃんと用件を伝えられるだろうか、どのような診断がされるのだろうか、など考え始めるとキリがなくなります。
少しでもそんな不安な気持ちを和らげ、受診当日にご自身の体のことと診察に集中できるようにという思いで、事前にご自宅に伺い、ご本人との面談を行ってきました。
Yさん(70代・男性・独居)
l 数年前に大病をしたが、その後は病院にかかっておらず、薬も何も飲んでいない
l 物忘れの自覚があり、バイクの免許更新も今回は諦めようかと考えていた
l 認知症初期集中支援チームの方との相談で、一度病院受診し、認知症の検査をしてもらうよう勧められ、当院を選択
l 支援チームの方から当院へ初診の問い合わせ
※自宅訪問で行ったこと※
l 問診(これまでの生活、体調、気になっていることなど)
l 新患申込書の作成
l 保険証の確認
l 受診日の予約・送迎希望の確認
l 受診予約表をお渡し
無事に初診の日となりました。受付後、看護師の問診から薬の受け取りまで付き添わせていただき、不安な点をうかがいながら対応しました。
(文:相談員 W)