こんにちは。
8月8日(火)午後6時から院内で「異業種で活躍している先生に学ぶ」職員向けの講演会を行いました。講師は、竹田市議会で最少年の若手議員としてご活躍の佐藤美樹先生です。テーマは「幸齢社会に向けた地域づくりの取り組みと病院職員の皆さまに期待すること」でした。
内容は、先生の自己紹介から始まり、市議会の役目や議員の具体的活動や地域の現状を踏まえた地域づくりの具体的な取り組み等、活動を通して「暮らしのサポートセンター」「農村回帰宣言」「地域おこし協力隊の活用」「まちづくり会社アグル」「病児保育の設立や子育て支援券」「にじいろサマースクール等々」様々な話を伺いました。
地域が少子化・高齢化することは、経済が滞ることになり、具体的には納税者の減少、消費者の減少、労働力の低下、地域の役員や伝統行事の後継者不足、小中学校の児童数の減少による統廃合や高校定数削減、自治会の統合、高齢者の交通問題、商店街の衰退、農業の後継者不足、人材不足などが関係します。
参加した職員からは、具体的な質問や先生の活躍を祈念する言葉が聞かれました。
高齢社会を幸齢社会へ、幸齢社会実現のために、地域に寄り添う医療機関として医療の充実は地域の安心となることを再認識させられました。また、それぞれが、健康づくりの専門家だからこそ出来ることは何か?立ち止まり考える機会になった有意義でかつ刺激的な時間になりました。
(文:筑紫)