私の推理ドラマ No.1

『警部補 古畑任三郎』©フジテレビ ©共同テレビ
『警部補 古畑任三郎』©フジテレビ ©共同テレビ

 

こんにちは。当院ブログ 2017年11月2日『私の時代劇 No.1』で時代劇が紹介されたので、私は推理ドラマ No.1 をご紹介します。40代の私にとっては何といっても田村正和さん主演の『古畑任三郎』(平成6年(1994年)~平成14年(2006年)に放送されたテレビ番組)です!

 

若い世代は名優の田村正和さんを知らない方が増えているようですが、三谷幸喜さんの脚本も素晴らしく、放送を毎週楽しみにしていました。ドラマの展開は倒叙法(とうじょほう)といって、『刑事コロンボ』のように、冒頭で犯人が殺人を行うシーンから始まり、古畑警部補と犯人の間で交わされる会話のやりとりから、犯行トリックを見破って自供に至るという手法です。視聴者は最初に犯人が誰かわかるのですが、トリックが解明されていくまでの謎解きと、犯人の言質と行動の矛盾をつく推理が大変面白かったです。

 

特に印象に残っているのは、第8回『殺人特急』(鹿賀丈史さん演じる外科医)、第14回『しゃべりすぎた男』(明石家さんまさん演じる弁護士)、第23回『ニューヨークでの出来事』(鈴木保奈美さん演じる米国有名小説家の元妻)です。

 

『殺人特急』では、鹿賀さん演じる容疑者が新幹線の中で食べた弁当の紐の結び目から医師であることを看破されるのですが、番組を見た当時は自分が外科病棟で勤務していたこともあって興味深かったです。また、古畑警部補の兄が九大の外科医で、手術で使用する結び方(男結び)を見慣れていた、という設定も大分の医療者にとっては妙に親しみがありました。。。

 

ご興味ある方はぜひご覧になってみて下さい (^^)!

 

参考サイト:

フジテレビオンデマンド『警部補 古畑任三郎 season 1』

フジテレビオンデマンド『古畑任三郎 season 2』

フジテレビオンデマンド『古畑任三郎 season 3』

 

                     (病院職員F)