こんにちは。
写真は昭和52年(1977年)~53年(1978年)に放送されたドラマ『俺たちの朝』のレコードジャケットです。自分のお小遣いで初めて買ったレコードで、実家に保管しておいたものを久しぶりに取り出しました。『俺たちの朝』の本放送は日曜日夜の放送でしたが、私が見たのは大分の放送局で午後4時から「青春アワー」として再放送された時です。当時は、中村雅俊さん主演の『俺たちの旅』から始まった俺たちシリーズがブームでした。『俺たちの朝』はその2作目で、刑事ドラマ『太陽にほえろ!』で人気を博した主演の勝野洋さん、長谷直美さん、小倉一郎さんの3人の恋物語を中心に、秋野太作さん、森川正太さん、岡田奈々さんらが出演した青春群像劇です。新人だった柴田恭兵さんもゲスト出演しています。
『俺たちの朝』の舞台は神奈川県鎌倉市で、放送前には過疎化によって廃線間近と言われていた江ノ島電鉄線(通称:江ノ電)がこのドラマのヒットで観光客が大幅に増え、廃線を逃れたエピソードがあります。テレビや映画で地域振興が起こった好例ですね。私もこのドラマを見て、将来は江ノ電に乗って鎌倉の極楽寺駅や湘南海岸に行ってみたいと夢見たものでした。
いつの日か三重町を舞台にしたドラマや映画が製作されて、豊肥線が盛り上がったり、観光客が殺到するといいですね!
参考サイト:
夕刊フジ2012年8月28日「江ノ電”廃線危機救った『俺たちの朝』」
朝日新聞2011年1月18日「俺たちの海 俺たちの青春 (神奈川県 江ノ島電鉄)」
俺たちの朝 挿入歌「青春わすれもの」作詞 東海林良 作曲 徳久広司 ←歌詞の1番にドラマの舞台になった『極楽寺』の地名が歌いこまれています。
(文:病院職員O)