こんにちは。上の写真は、大正3年(1914年)に大分川に架けられた初代の鉄橋です。明治44年(1911年)に開業した大分駅からさらに東に延伸して、鉄橋で大分川を渡った下郡(しもごおり)で日豊線(東)と豊肥線(南)に分かれました。
下の写真は現在の風景です。鉄橋付近の河川敷は、私にとっても子供時代を過ごした思い出の場所です。防波堤でダンボールに乗って草滑りをして遊んだり、自転車道路で散歩やジョギングをしていました。当時『チビッ子広場』と言われていた河川敷のグラウンドでは、後に読売巨人軍の四番打者として活躍した岡崎郁選手も小学生の時に野球をしていました。今から40年前の当時は、日豊線と豊肥線の二つの鉄橋がありましたが、今は真ん中に下郡の車両基地に向かう中通路線を加えて三つの鉄橋が架かっています。大正3年に架けられた初代鉄橋は現在の中通路線の位置にあると思われます。
こうして新旧の大分川鉄橋を眺めると、なぜか清々しい気分になります。自分自身への「大分回想法」でしょうか (^^;)。。。
(文 森本)